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欠席が続いた時の欠席連絡

 

月曜日の朝は、欠席が続いているお子さんの親御さんにとって辛い時間ではないでしょうか。学校への欠席連絡が大きな負担になっていると不登校のお子さんを持つ方からよく聞きます。そのような親御さんには次のような提案をしています。

 

いずれの提案も、事前に担任の先生と話し合い、協力を求めておくことが必要です。学校は親の負担を理解して了解くれるはずです。

 

 

1.簡単な連絡だけでよいことにする

 

 「今日は休みます」だけ伝えればよいことにしてほしい、学校にお願いしてみましょう。まずは担任にお願いし、この対応を校内で共有してもらうことも合わせてお願いしてください。

 通常、欠席の連絡を学校に入れるときは、病気や怪我などの理由も伝えますが、不登校の理由はわからないことが多いものです。「子どもが学校へ行きたくないと言っている」などと伝えるのも気が重いでしょう。仮に不登校の理由があったとしても、朝の欠席連絡で伝えられるような軽い内容でもありません。

 

2.登校するときだけ連絡する

 

 欠席が長くなり、当面、登校は難しそうという状況なら、この方法もありだと思います。学校は、子の安否確認のために欠席連絡を家庭に求めています。ですから「家庭から連絡がなければ子どもは家にいて保護者が見ているということ。子どもが登校する日は学校に連絡し、学校が登校を確認する」という役割分担を学校にお願いしてみてください。