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小1の娘の人見知りがひどいのですが

 

ご相談:

小学校1年生の娘の人見知りが激しく、夏休み明けに登校できるか心配しています。

 

 

今年の4月から小学校に入学した娘は、同じ幼稚園から来た子がいなかったこともあり、入学当初は登校を渋ったので、一ヶ月間は校門まで送っていきました。

 

少しずつ慣れてきて、6月中旬には学校が楽しい、と言うようにはなりましたが、積極的に友だちに話しかけることはなく、誘われたら遊ぶ、授業中も挙手はせず、当てられたら小声で答えているそうです。

 

夏休みは家で楽しそうに過ごしていますが、自分からお友だちを誘って遊ぶことはなく1回程誘われて遊んだだけです。

 

このままだと、夏休み後、学校に学校に行き渋るのではないかと心配です。

親としてできることはありますか。

 

 

 

お答え:

焦らず明るくお子さんを励まし続けましょう。

相談者さんは、娘さんが今もそして今後も社会のなかで生きて行くためには、人見知りだと苦労するであろうから直してあげたい、と思っていらっしゃるのかもしれません。

 

ところが、人見知りはその子の生まれ持った性格であることが多く、直してあげようとすると、親子ともに苦しくなってしまいます。

人見知りでは困るという親の気持ちが伝わると、娘さんは「積極的になれない自分はダメだ」と自分を責めてしまうかもしれません。

 

人見知りは短所でしょうか?見方を変えれば、慎重である、協調性がある、熟慮できる等、長所にもなりうると思います。

 

 人見知りタイプでもいい人間関係を築いている大人はたくさんいます。誠実で繊細な心遣いができて、好感を持たれている人も周りにきっといることでしょう。

今できることは、人見知りのお子さんにありがちな思いを理解し、適切な声かけをしながら、お子さんが安心できるように、自信が持てるように、応援してあげることだと思います。

 

人見知りのお子さんは、新しい場所や人が苦手で、目立つことを怖いと感じ、自信が持てない傾向があります。

人一倍失敗することを恐れ、実際にできる力を持っていても、自分にはできないと思いこんでしまうところもあります。

 

したがって、例えば「今日〇〇ちゃんに話しかけることができなかった」と言われたら「ドキドキしたんだね」と不安だった気持ちを受けとめてあげましょう。

「今日発表した時、声がうまく出なかった」と言われたら「緊張したんだね、でもよく頑張ったね、だんだん慣れていくから大丈夫だよ」と、挑戦したことをほめてから、これからに向けて励ましてあげていただきたいと思います。

 

また折を見て「お母さんも失敗したことがたくさんあったよ、失敗したっていいんだよ」と伝え、気持ちを楽にしてあげましょう。 

普段の生活の中で、娘さんの気持ちを受けとめ、ポジティブな声かけをしていくと、娘さんの中に少しずつ安心感が育ち、自己肯定感も上がっていくことと思います。

そして何よりも、お母さんが自分の味方でいてくれて応援してくれることを、うれしく思うことでしょう。

 

また、友だちづくりについてですが、娘さんのペースをゆっくり見守っていきましょう。

 

ただ、お子さんが好きなことを見つけられるように、できる範囲で応援してあげることは大事です。

 「自分にはこれがある」というものが見つかると自信になりますし、そこから気の合うお友だちに出会えることもあるからです。

子どもは日々様々な経験をして成長していきます。

親は子どもの心配なところに目がいきがちですが、なるべく「いいところ探し」をしながら、一緒に成長していきましょう。

 

長い夏休み明けの登校初日、娘さんは緊張することでしょう。

成長した周りの子どもたちの、夏休み前の様子との違いにも、娘さんは人一倍気づいてとまどうことがあるかもしれません。

 

でも、一学期に少しずつ慣れていけたことを、どうぞ思い出してください。

焦らず、明るく励まし続けてあげていただきたいと思います。

楽しい二学期を過ごすことができますように、と願っています。

(恒松)